選手権大会第2日~自由ケ丘、東海大福岡が大勝、南部は全試合順延




 大会2日目の11日は、福岡・筑後地区を中心に朝から激しい降雨に見舞われ、南部は予定されていた10試合すべてが延期となりました。北部は北九州市民球場と中間市営球場の各3試合は行われましたが、筑豊緑地野球場の2試合目がノーゲームとなり、3試合目は中止となっています。

 北九州市民球場でシード・自由ケ丘が西田川と対戦、初回から攻撃の手を緩めず4回までに15点を奪い、投げては柳原―岡本のリレーで完封、5回コールドで快勝しました。続く第2試合は鞍手竜徳が9-2で水産に7回コールド勝ち。第3試合は5回まで0-4と高稜にリードを許していた嘉穂東が6・7回で試合をひっくり返し、そのまま押し切りました。
 中間市営球場では、前日筑豊緑地野球場でノーゲームとなった若松ー嘉穂戦が第1試合で行われました。若松は前日も先発した栗原凌投手が先発、嘉穂は前日先発した益田投手ではなく、大里投手がマウンドに立ちました。試合は中盤まで0-0の投手戦となりましたが、6回に3点を奪って均衡を破った嘉穂が、若松の反撃を振り切って、2日がかりの勝負に決着をつけました。第2試合では昨夏準優勝の東海大福岡が戸畑と対戦
、初回に6点を奪って主導権を握ると、その後も着実に追加点を奪い、戸畑の反撃を4点に抑えて7回コールド勝ち。これで自由ケ丘と東海大福岡が3回戦で激突することになりました。第3試合ではシード・飯塚が小倉東に序盤にリードを許しましたが、中盤以降、得点を重ねて逆転。終わってみれば7回コールドで初戦を飾っています。
 筑豊緑地野球場の第1試合では、八幡中央が新宮を5回コールドで破り、この日行われた7試合のうち、5試合がコールドゲームという結果に終わりました。

 大会3日目の12日は、北部で2回戦9試合、南部で2回戦12試合が予定されています。北部はシードの希望が丘、東筑が登場。南部は、ほぼ前日の試合がスライドされる形となっています。ただ、12日も天気予報は福岡県全域で雨となっており、予定されている試合がすべて実施できるか懸念されます。

<11日の試合結果>
【北部】
2回戦(北九州市民)※5回コールド
西田川  000 00       =0(投)矢野
自由ケ丘 215 7x     =15(投)柳原→岡本
2回戦(北九州市民)※7回コールド
鞍手竜徳 112 111 02 =9(投)毛利
水  産 000 101 00 =2(投)古賀→春口→原田
2回戦(北九州市民)
嘉穂東  000 004 200=6(投)辰元
高 稜  003 100 000=4(投)高島→井村→高島→上田
2回戦(中間市営)
嘉 穂  000 003 002=5(投)大里
若 松  000 000 101=2(投)栗原凌→小野田
2回戦(中間市営)※7回コールド
東海大福岡611 200 2  =12(投)大平→安田

戸   畑031 000 0  = 4 (投)田中→中島→大串
2回戦(中間市営)※7回コールド
小倉東  030 000 0  = 3(投)原→西島
飯 塚  100 025 2  =10(投)大山→大藤→大賀
2回戦(筑豊緑地)※5回コールド
新  宮 002 00     =2 (投)峰→河島→峰→白谷→石井
八幡中央 802 2x     =12(投)竹口
2回戦(筑豊緑地)※3回降雨ノーゲーム
近大福岡 010
東  鷹 103

 <12日の試合予定>※赤字はシード校、★は観戦予定の試合
【北部】
▽北九州 (2回戦)希望が丘―苅田工/戸畑工―若松商/慶成―稲築志耕館
▽中間市営(2回戦)東鷹―近大福岡/福岡魁誠―八幡工/東筑―小倉工
▽光陵GS(2回戦)築上西―嘉穂総合/青豊―折尾愛真/宇美商―門司大翔館
【南部】
▽春日公園(2回戦)福岡常葉―八女工/玄洋ー早良/★福岡大大濠―福岡第一
▽小郡  (2回戦)輝翔館ー糸島/久留米商―大牟田/南筑ー東福岡
▽久留米 (2回戦)★祐誠―朝倉/西短大付―博多工/三潴―八女農
▽大牟田 (2回戦)春日―柏陵/修猷館ー久留米/朝倉光陽―八女

2016選手権大会_02-2

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