春季大会第6日~パート決勝へ小倉,九国,西短,九州など8校が名乗り




 6日目を迎えた第138回九州地区高校野球福岡大会は25日、北部、南部でパート決勝進出をかけた4回戦がそれぞれ4試合、合計8試合が行われました。この日登場したシード校4校(小倉、自由ヶ丘、九産大九州、祐誠)はすべて勝ったほか、九州国際大付、西日本短大付などもパート決勝に進出しました。

 北部では、北九州市民球場の第1試合で、シード・自由ヶ丘が八幡南と対戦。3回に先制を許しましたが、すぐに同点に追いつくと中盤に一気に突き放し、7回コールドで快勝しました。第2試合では小倉が鞍手と序盤から点の取り合いを演じましたが、5回以降は得点を許さず7-4でこちらも県大会出場に王手をかけました。光陵グリーンスタジアムの第1試合では九州国際大付が小倉工と8回まで2-2の競り合う展開となりましたが、9回に2点を勝ち越し、勝負を決めました。2年連続県大会出場を目指すパート決勝では、自由ヶ丘との大一番を迎えます。第2試合では戸畑工が2回を除く毎回得点でリードを広げ、北九州高専を7回コールドゲームで下しました。次は小倉との一戦となります。

 南部では、小郡市野球場にシード2校が登場。まず、第1試合では九産大九州が5回コールドで西南学院を圧倒。第2試合、香椎工と対戦した祐誠は、6回まで2-5とリードを許す苦しい試合となりましたが、7回に追いつくと最後は9回サヨナラで勝負を決めました。敗れはしたものの香椎工は朝倉、久留米高専と力のあるチームを連破しており、夏の大会でもひと暴れしそうな勢いです。久留米市野球場の第1試合では、筑前が修猷館との公立対決を制しました。次戦のパート決勝では九産大九州に挑みます。第2試合では久留米商、福岡第一と強豪校を破ってきた西日本短大付が、福岡舞鶴をコールドで下しました。祐誠との筑後対決に、県大会出場をかけることになりました。

 7日目の26日は北部、南部で4回戦の残り各4試合が行われ、パート決勝の対戦相手がすべて決定します。大会も後半に入り、日曜日にはパート決勝8試合が一挙に行われ、県大会出場の8校が決定します。

<25日の試合結果>
【北部】
4回戦(北九州市民)◆7回コールド
八幡南  001 000 0=1
自由ヶ丘 001 501 1=8
4回戦(北九州市民)
鞍  手 201 100 000=4
小  倉 141 000 01x=7
4回戦(光陵GS)
九国大付 200 000 002=4
小倉工  011 000 000=2
4回戦(光陵GS)◆7回コールド
北九州高専 010 100 0=2
戸畑工   304 121 x=11

【南部】
4回戦(小郡)◆5回コールド
西 南 学 院 000 00=0
九産大九州 030 07=10

4回戦(小郡)
香椎工  103 010 000=5
祐 誠  002 000 301=6
4回戦(久留米)
修猷館  001 000 002=3
筑 前  100 003 20x=6
4回戦(久留米)◆7回コールド
福岡舞鶴 001 000 1=2
西短大付 023 202 x=9

<26日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(4回戦)
東筑ー嘉穂/希望が丘ー小倉南
▼筑豊緑地 (4回戦)北九州市立ー飯塚/育徳館ー門司学園
【南部】
▼小郡   (4回戦)沖学園ー筑陽学園/久留米学園ー福工大城東
▼久留米  (4回戦)福岡大大濠ー三瀦/武蔵台ー大牟田

2016春季福岡大会_6

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