秋季大会第6日~九国大付、真颯館、東福岡などが4回戦へ




 シルバーウィークの初日となった19日、秋季高校野球の第6日が北部・南部でそれぞれ7試合が行われ、新たに14校が4回戦に駒を進めました。

 北部では、シード・九州国際大付が鞍手に7-0の8回コールド勝ち。夏の選手権からの公式戦連勝を9に伸ばしました。北部地区では今年の春季大会も含めて無敗を続けています。次に対戦するのは、この日嘉穂との筑豊対決を制した直方となります。昨年秋、今年の夏に続く対戦となった真颯館と星琳の一戦は、真颯館が7回に追いつくと8回に勝ち越して逆転勝ち。夏は初戦でコールド負けという悔しさを味わった選手が全員残る真颯館にとっては負けられない一戦だったと思いますが、競り合いをものにしました。初戦は遠賀の出場辞退による不戦勝で、これが秋初戦となった常磐は、光陵の追撃を振り切って4回戦へ。北九州地区新人大会準優勝の実力を示し、豊国学園に快勝した慶成と対戦となります。このほか育徳館は延長11回サヨナラ勝ちで北筑を破り、こちらも夏の再戦となった八幡ー北九州の試合は、八幡がコールド勝ちでリベンジを果たしました。
 なお、この日小倉と対戦予定だったシード・東海大五が出場辞退となり、その後、6カ月の対外試合禁止処分が出されました。夏準優勝のメンバーが多く残り、楽しみなチームだっただけに残念です。

 南部では、シード・筑陽学園の敗退でAパートの有力候補となった強豪・東福岡が三井に2-1と逆転勝ち。4回戦では三池工との接戦を制した春日と対戦します。沖学園は好投手・井上投手のいる筑紫丘を逆転で下し、南筑との打撃戦を制した柳川が次戦の相手となります。輝翔館を完封で破った筑紫台は、福岡工を序盤から圧倒した福島と4回戦で激突。糸島は久留米学園とのシーソーゲームを制しています。

 20日(日)は、北部で3回戦の残り2試合、南部で4試合が予定されており、これで各パートのベスト4が出そろいます。

<19日の試合結果>
【北部】
3回戦(北九州市民)
常   磐 002 300 000 =5
光   陵 001 001 010 =3
回戦(北九州市民)◆延長11回
北   筑 000 020 000 00=2
育 徳 館 200 000 000 01=3
回戦(北九州市民)◆8回コールド
鞍   手 000 000 00  =0
九国 大付 003 102 01  =7
回戦(中間市営)◆7回コールド
北 九 州 011 000 1   =3
八   幡 112 042 X   =10
回戦(中間市営)
嘉   穂 010 000 000 =1
直   方 000 300 00x =3
回戦(大谷)

豊国 学園 000 001 000 =1
慶   成 301 200 00x =6
3回戦(大谷)
真 颯 館 100 000 111 =4
星   琳 200 000 000 =2

【南部】
回戦(桧原運動公園)
三   井 001 000 000 =1
東 福 岡 000 100 10x =2
3回戦(桧原運動公園)
輝 翔 館 000 000 000 =0
筑 紫 台 100 020 20x =5
3回戦(小郡)
沖 学 園 100 002 001 =4
筑 紫 丘 200 000 000 =2
3回戦(小郡)
三 池 工 000 010 200 =3
春   日 200 001 01X =4
3回戦(小郡)
糸   島 000 201 002 =5
久留米学園 000 020 110 =4
3回戦(大牟田延命)
南   筑 120 010 001 =5
柳   川 010 130 10x =6
3回戦(大牟田延命)
福 岡 工 000 011 000 =2
福   島 032 000 10x =6

<9月20日の試合予定> ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州(3回戦)折尾愛真ー東筑紫学園/東筑ー鞍手竜徳

【南部】
▼春日 (3回戦)武蔵台ー西日本短大付福岡第一ー三池

▼小郡 (3回戦)九産大九州ー大牟田/祐誠ー八女農

2015秋季福岡大会19-2

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