2015九州大会_春4 3日目を迎えた第136回九州地区高校野球大会は20日、前日ノーゲームとなった2回戦・九州国際大付ー樟南の1試合が行われました。

 九州国際大付は山本選手の今大会2本目となる本塁打などで7点を奪う猛攻を見せ、投げては富山ー藤本のリレーで樟南打線を6回の2点に抑え快勝。これで福岡県勢は4校すべてがベスト8に進出しました。21日の準々決勝では飯塚が糸満、九産大九州が佐賀商、福工大城東が龍谷、そしてこの日勝った九州国際大付は佐世保実とそれぞれ対戦します。

 活躍する福岡県4校を見ると、飯塚は渡辺健史、健太という左右の柱を中心に中田、澤邊、恋塚など豊富な投手陣を揃え、2試合で20得点の打線にも力強さを感じます。九産大九州は打線の迫力という点では他の3校に譲りますが、何といってもエース・岩田投手の安定感が光ります。福工大城東は軸となる投手は不在ですが、右サイドハンドの岡野、左腕・坂元、右碗・姫野とタイプの違う投手が打たせて取る投球を見せ、内野も堅守で応えます。打線も長打力こそありませんが、相手のスキを逃さないソツのない野球を見せます。九州国際大付は甲子園のマウンドを経験した左腕・富山に加えて右本格派・藤本も控えます。2試合で19得点の打線はここまで4本塁打。山本、岩崎、吉井を中心とする長打力は県内でも屈指でしょう。
 投打のバランスにすぐれる飯塚、絶対的なエースを擁する九産大九州、堅守とチャンスに強い打撃が強みの福工大城東、打線の爆発力なら九州国際大付。九州学院や神村学園など昨年秋に活躍したチームが早々と姿を消す中、福岡県勢のベスト4独占も現実味を帯びてきました。

 センバツでは九州勢4校がいずれも初戦敗退するなどいま一つ元気のない九州勢。福岡県勢が九州の高校野球を牽引していってほしいものです。

【第136回九州地区高校野球大会】
第3日(4月20日)
<みどりの森県営球場>
◇2回戦
九国大付 000 210 040 = 7
樟  南 000 002 000 = 2