春季大会展望⑥北部Cパート~新宮と東筑が拮抗、追う小倉商・門司学園




北c いよいよ春季大会の開幕が来週末に迫りました。こうなってくると早いものですね。残り3つのパートも駆け足で見ていきたいと思います。
 北部Cパートはシード校・新宮、東筑、小倉商などの争いが予想されます。新宮は昨年秋、慶成、田川を大差で下すと小倉、小倉商の試合ではいずれも1点差を守り切り、県大会出場を勝ち取りました。県大会の光陵戦では5失策と守りのミスから敗れ九州大会出場は逃したものの、前評判の高かった小倉を2-1で下すなど、右腕・辻投手を中心に粘り強い戦いぶりは評価されます。相手投手のレベルが上がった時にいかに得点するか、また細かなプレーへの対応などが上位進出の鍵になりそうです。
 この新宮に挑むのが東筑です。秋季大会は好投手・新井のいる折尾愛真、強豪・自由ケ丘などを破ってパート決勝に進出。八幡南とは延長15回引き分け再試合の熱戦を繰り広げました。右サイドハンドの藤井投手は球威こそないものの、変化球をコーナーに決める巧みな投球で安定感があります。八巻、山田などを中心にした打線もセンター方向に鋭い当たりを飛ばすなど迫力も十分。伝統の粘り強さも備えておりパート優勝を狙える力はあります。小倉商の昨年秋は、3試合連続2ケタ得点という強力打線をバックにパート決勝まで進出しましたが新宮に敗れて、今回その雪辱を期しての戦いになります。その小倉商と初戦で対戦する育徳館も打力は秘めており、打ち合いに活路を見出したいところです。

 もう一方のパートでは、秋季大会2勝の門司学園、昨夏の県大会出場校・青豊がパート決勝進出を狙います。また、軟式から硬式に加盟変更した大和青藍の初陣の戦いぶりも注目されます。ちなみに軟式で臨んだ昨年夏は1回戦、2回戦を勝った後、Aパート決勝まで進みましたが八女学院に3-4で惜敗。新チームで迎えた秋季大会は初戦(2回戦)勝利のあと、準決勝で優勝した八女学院に再び2-5で敗れています。

 

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