センバツ出場校に九産大九州、八幡南の21世紀枠はならず




 第87回選抜高校野球大会の出場校が23日、決定しました。九州からは昨年の秋季九州大会の優勝校・九州学院(熊本)、準優勝・糸満(沖縄)、ベスト4の神村学園(鹿児島)、九産大九州(福岡)の4校が選出されました。21世紀枠は松山東(愛媛)、桐蔭(和歌山)、豊橋工 (愛知)の3校で、九州地区候補校の八幡南は選考から漏れる結果となりました。

 蓋を開けてみると、九州地区の選出は昨年秋の九州大会の上位4校が順当に選ばれる形となりました。補欠校も1位が明豊(大分)、2位が東福岡(福岡)の順。これも九州大会の成績通りと言えそうです。九州4番目のイスは、九産大九州と明豊の比較になったと思われますが、「どこに勝ったか」という点で九産大九州が有利に働いたと思います。具体的には九産大九州が3回戦で一昨年選手権大会準優勝の延岡学園に勝ったことが、結果的に大きかったように思います(参考記事/ 九州大会準決勝コールド敗退の九産大九州に「春」は来るのか)。

  21世紀枠に関しては松山東、桐蔭という“古豪復活”の話題性に八幡南の推薦理由(インパクト)が及ばなかったと思います(参考記事/21世紀枠九州地区推薦校・八幡南に吉報は届くか?)。同校は補欠校の座も平田(島根)に譲る結果となりましたが、夏を目指して気持ちを切り替えてほしいと思います。秋季大会では九産大九州もあと一歩まで追い詰めた実力を持ち、トップクラスの戦力を持っているのは間違いありません。

 

 

2014九州大会_秋_最終

 

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