2014九州大会_秋 福岡4位の光陵の初戦の相手は鹿児島城西(鹿児島2位)です。鹿児島城西は甲子園出場経験はありませんが、2009年夏の選手権鹿児島大会では決勝まで進出。九州大会出場も今回で10回目を数えます。特に2009年秋以降は4回出場しており、この5年間で急速に力をつけていることが分かります。ちなみに2009年秋の九州大会は自由ヶ丘、2011年春の九州大会では福工大城東とそれぞれ福岡県勢に敗れており、ここまでは福岡県勢が大きな壁となってきました。

【鹿児島城西】5季ぶり10回目の九州大会出場。甲子園出場なし。今夏の選手権鹿児島大会は4回戦敗退。

鹿児島大会 戦績 投手 安打 本塁打 三塁打 二塁打
決 勝(10/7) 2-6神村学園 上原→渡邊 5
準決勝(10/6) 10-1加治木 (8回) 上原→平 11 辻3
準々決勝(10/4) 2-1鹿児島美 平→上原 石神
4回戦(10/3) 10-4松陽 渡邊→平→江口 18 金城、田中2、新垣、田畑 田中、辻2、又吉、福永
3回戦(10/1) 8-1池田  (7回) 上原 福永 田中、福永
2回戦(9/28) 8-0伊集院 (7回) 渡邊 田中 植囿

 投手陣は右サイドハンドの上原投手と左腕の渡邊投手の両軸に加え、1年生の右本格派・平投手を含めた3人を揃え、先発投手の調子が上がらないとみるや素早く次の投手をつぎ込んできます。いずれも鹿児島大会で先発登板の経験をしており、どの投手が最初にマウンドに上がるか読みづらいところです。
 仮に2回戦の中部商(沖縄1位)との一戦を軸に考えているとすれば、初戦は左腕・渡邊投手で乗り切り、2回戦でエースの上原投手をぶつけてくることが考えられます。ただ、光陵は同じ左の好投手・真颯館の岡投手を北部大会地区決勝で攻略しており、左投手への苦手意識はなさそう。チャンスは十分にあると見ます。

 打線は6試合中3試合が8点以上を奪ってのコールドゲーム。4回戦の松陽戦も6点差をつけての勝利で、準々決勝・鹿児島実戦を除いて大差で決勝まで勝ち進み九州大会出場を決めました。5本の長打を放った3番・田中と5番・辻、3回戦で一発を放った7番・福永などは特に警戒が必要でしょう。

 九州大会でも優勝候補の一角に挙げられる神村学園との決勝では、最後に突き放されはしたものの中盤までは互角の試合を演じるなど、力のあるチームであることは間違いなさそうです。光陵としては赤司投手の踏ん張りに全てがかかっているといっても過言ではないでしょう。カーブ、スライダーを有効に使った打たせて取る投球で失点を最小限にとどめ、味方の援護を待ちたいところです。