プロ野球志望届が10月9日(木)に締め切られ、福岡の高校生からは6人から志望届が提出されました。今年のドラフト会議は10月23日(木)に予定されていますが、6人の横顔を個人的な印象とあわせて簡単に見ていこうと思います。

選手名 高校 ポジション 短評
小野 郁 西日本短大付 投手(右) 最速153キロの本格右腕。打者としても高評価
笹渕塁嗣 筑陽学園 投手(右) 188cmの未完の大器。直球は140キロ超
山川晃司 福工大城東 捕手(右) 県下屈指の呼び声高い強肩捕手。夏は満塁弾も
清水優心 九州国際大付 捕手(右) 九国大付の誇る4番。長打力ある大型捕手
古澤勝吾 九州国際大付 遊撃(右) 抜群の打撃センスに守備も軽快、総合力高い野手
柿木映二 柳川 投手(右) 長いリーチを生かした投球を見せる好素材

 ドラフトでも上位指名が噂され、注目を集めるのは西短大付の小野郁。左手を負傷しながらも夏の選手権大会準々決勝で153キロを計測した直球が魅力。背筋がかなり強そうで大きくテイクバックをとり、右腕をムチのようにしならせ、全身バネと化して剛球を投げ込んでくる。打者としても4番に座り、昨年秋季大会と今年の春季大会で3本ずつの本塁打を放つなど、遠くに打球を飛ばすセンスを感じさせる。全体的に粗削りな印象さえあり、これからの成長の余地も十分にありそう。

 夏の甲子園に出場した九州国際大付は3番・古澤、4番・清水の中軸2人が志望届を提出した。
 古澤勝吾は夏の5回戦・福工大城東戦でサイクル安打を記録するなど長打力に加えて、巧みなバットコントロールができる好打者。西短大付・小野から昨年秋季大会で本塁打を放ち、夏の大会準々決勝でも146キロの直球を痛烈に弾き返すなど鋭い振りを見せる一方、際どい球はファールで逃げて好球を待つ技術も兼ね備える。守備も軽快で強肩。野手としての総合力は高そう。
 清水優心は昨秋秋季大会で3本塁打、夏の大会でも初戦の西田川戦で左翼スタンドに大きな一発を放つなど、古澤と並んで強力打線の主軸を務めた。甲子園では東海大四の好投手・西嶋投手から2安打。九州国際大付唯一の打点となったレフトフェンス直撃の大きな二塁打で強烈にアピールした。184センチとがっしりした体格、強肩ぶりから捕手としての評価も高い。

  筑陽学園の笹渕塁嗣は188センチと恵まれた素材。昨年秋季大会では県大会出場の原動力となったが、その後故障。夏の大会は主にリリーフとして登板、敗れはしたものの準々決勝の自由ヶ丘戦では3失点完投と復調を印象づけた。130キロ台後半の直球に加えて、カーブもうまく制球できるようになり投球に幅が出た。未完の大器として、その素材を評価する球団があれば指名もありそう。

 福工大城東の山川晃司も184センチの大型捕手。打撃でも4番に座り、夏の大会でも3回戦の三井戦で満塁本塁打を放つなど長打力を秘めるが、強肩やキャッチング技術など捕手としての総合力の高さを評価する声が多い。福岡を代表する捕手として早くから注目を集めており、捕手の強化が課題となっている球団からの指名が期待される。

 柳川の柿木映二は夏の大会では背番号9をつけ、リリーフとしてマウンドに上がった。長身でやや細身だが、腕の長さを生かしてテイクバックを大きくとる投球フォームは西短大付・小野を彷彿とさせる。右腕の使い方はしなやかだが、やや上半身に頼って投げている印象も。今後の成長株としての評価がどこまでなされるか。

 

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