秋季高校野球福岡大会第11日の27日は北部、南部地区でそれぞれパート決勝4試合が行われ、引き分け再試合となった1試合を除く7校が県大会へ名乗りをあげました。
北九州市民球場の第一試合では前評判の高かった飯塚が小倉西が対戦しました。飯塚が初回に10点を奪う猛攻を見せ序盤で勝負あったかと思わましたが、3回に小倉西が7点を返して乱戦模様に。その後、飯塚が中盤に着実に加点し、7回コールドで勝利を納めました。第二試合では小倉商と新宮の公立校同士の一戦となりましたが、序盤からリードを広げた新宮が小倉商の反撃を6回の2点に抑え、1点差を守り切って県大会出場を決めました。
光陵グリーンスタジアムでは1年生のみで快進撃を続ける真颯館が、北部で唯一残ったシード校の光陵と激突。序盤から優位に試合を進めた光陵が、終盤に粘りを見せた真颯館の追撃を振り切って、シード校の意地を見せました。第二試合は東筑ー八幡南の近隣対決。0-0のまま試合は延長戦に入りましたが、15回までゼロ行進が続き、引き分け再試合となりました。再試合は28日10時から北九州市民球場で行われます。
南部ではシード校の4校がいずれも勝利をあげて県大会に進みました。小郡市野球場では大牟田相手に7回まで0-1と苦しんだ久留米商が8回に追いつくと9回に決勝の2点をあげて逆転勝利。第二試合では西短大付が初回に7点をあげて主導権を握ると、その後も得点を重ねて投打に圧倒。6回コールドで春日を下しました。久留米商は3年連続、西短大付は2年連続の秋の県大会出場となります。
久留米市野球場では序盤でリードを奪った東福岡が中盤以降もリードを広げ、7回コールドで沖学園を破り県大会へコマを進めました。東福岡も3年連続の秋の県大会出場です。第二試合の九産大九州ー武蔵台の一戦は投手戦となりましたが、1-1で迎えた8回に決勝点をあげた九産大九州が接戦をものにしました。
この結果、以下の7校が県大会出場を決めています。
【北部】光陵、飯塚、新宮、(東筑ー八幡南の勝者)
【南部】東福岡、九産大九州、久留米商、西短大付
【9月27日・土】
<北部>パート決勝
◇北九州市民
小 倉 西 007 000 0 7
飯 塚 1011 011 x 14 (7回コールド)
小 倉 商 000 002 000 2
新 宮 100 110 00x 3
◇光陵GS
真 颯 館 000 000 120 3
光 陵 001 102 10x 5
東 筑 000 000 000 000 000 0
八 幡 南 000 000 000 000 000 1 (延長15回引き分け再試合)
<南部>パート決勝
◇小郡
久 留 米 商 000 000 012 3
大 牟 田 000 010 000 1
西 短 大 付 710 103 12
春 日 000 000 0 (6回コールド)
◇久留米
東 福 岡 130 040 1 9
沖 学 園 000 000 1 1 (7回コールド)
武 蔵 台 010 000 000 1
九産大九州 010 000 01x 2
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