秋季大会展望④北部Bパート~飯塚と戸畑が激突、北九州も虎視眈々




北部b



 北部Bパートでは飯塚と戸畑の対戦に注目が集まる。飯塚(新人大会福岡中央地区ベスト4)は夏の大会は3回戦で優勝した九州国際大付に2-5で惜敗。ほとんどを大差で勝ち進んだ九州国際大付に対し、3点差以内の試合を演じたのは同校だけだったが、その試合の主力が多く残る。九州国際大付戦でも投げた渡辺、中田の投手陣と日比生のバッテリーに、前田、熊本、奥田のクリーンアップトリオ、遊撃・三村、中堅・北野のセンターライン。新人大会は希望が丘に準決勝で2-3と敗れシードは逃したものの、実力と経験は他校を一歩リードする。
 同じく新人大会ベスト4(北九州地区)の戸畑も春先から投げてきた石橋、川底、村重といった投手陣は経験豊富。4番・福重、5番・船越の中軸なども健在で、新人大会4試合で30得点を上げるなど破壊力がある。この試合の勝者が県大会の有力候補といえそうだ。

 北九州地区準優勝でシードされた北九州。前チームの主力で残ったのは福森投手、遊撃・長岡など多くはないが、新人大会では慶成、戸畑などの強豪に打ち勝ってきた。福森は春季大会で飯塚相手に1失点完投勝利を収めた実績もある。夏にかけては調子を崩していたようだが、復調してくれば手強い。
 古賀竟成館(福岡中央地区ベスト8)は、夏の大会では4回戦まで進出。県大会出場まであと一歩まで迫った。主戦のサイドハンド・植村投手、3番・富山、遊撃・遠藤らが新チームを牽引する。ただ、新人大会準々決勝では飯塚に4-15と大敗、Aクラス相手には少し力の差がありそう。新人大会の福岡中央地区では、優勝した希望が丘に初戦で1-2と接戦を演じた近大福岡には主戦・吉永と4番・小田らが残る。

 高稜も新人大会は初戦で折尾愛真に1-8と敗れたが、夏の大会で活躍した中尾、松本、西脇など好打者が多く、夏の大会の開幕試合(対慶成)で好救援を見せた大野投手の出来がカギを握りそう。若松は前チームの主力の大半が残り、新人大会では小倉工、戸畑工を連破してベスト8。経験を生かした試合運びで、新人大会で敗れた北九州への雪辱を果たしたい。

 

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