写真で振り返る2014夏⑧~最強対決~




 今年の福岡大会も佳境を迎えた7月24日(木)は準々決勝の2試合。第1試合は事実上の決勝といっても過言ではない九州国際大付ー西日本短大付。今年の福岡大会を占う一戦となりました。

アドゥワ 九州国際大付の先発は今大会初登板となる長身右腕のアドゥワ大投手(3年)。130キロ台の直球とカーブを織り交ぜながらの投球となりました。 安藤登板 2回裏、3つ目の四球を与えたところで早くも2番手・安藤幸太郎投手(3年)にスイッチ。5回戦に続き、九州国際大付は先発投手が早いイニングで交代となりました。

清水生還2 そして注目の先制点は2回裏、九州国際大付が山本武白志選手(2年)のタイムリーで清水優心選手(3年)が生還して奪いました。

川路右前打   西日本短大付は4回表、二死一、二塁から川路貴史選手(3年)が右前打を放って二死満塁のチャンスを作ります。

小野右飛ここで打席は打撃のセンスもよい小野郁選手(3年)に回ります。左手の骨折でこれまでの試合、ほとんどスイングをしなかった小野選手、一振りにかけた打球は右中間に上がりましたが、もうひと伸びがなく、同点のチャンスを逃します。

西短九国スコア   5回に大曲樹選手(3年)の本塁打で1点を返した西日本短大付でしたが7回裏に一挙5点を失い、まさかのコールドゲーム。最強対決の思わぬ終幕にスタンドもざわつきます。

西短・小野5  この試合で153キロの表示を記録した小野投手。今大会注目度ナンバーワン投手は、最後まで強烈な印象を残して高校野球を終えました。次に雄姿を見ることができるのは、いつの日のことでしょうか。

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第2試合は昨年代表校の自由ヶ丘と強豪・筑陽学園の一戦。九州国際大付への挑戦権を掛けて実力校同士の激突です。

自由ヶ丘・久保2自由ヶ丘は5回戦に続いてエースの久保拓真投手(3年)が先発。

筑陽・笹渕2筑陽学園は背番号1の3年生・笹渕塁嗣投手が今大会初めての先発のマウンドにあがりました。

中山生還自由ヶ丘は2回、杉拓馬選手(3年)の三塁打で友岡翔選手(3年)が先制のホームを踏みます。

久保スクイズ失敗 しかし続く久保選手のスクイズは筑陽学園バッテリーがうまく外し、追加点を与えません。

自由ヶ丘筑陽試合終了 6回、7回にも1点ずつ追加した自由ヶ丘に対して、筑陽学園の反撃は8回の1点のみ。3-1で自由ヶ丘が勝利しました。

自由ヶ丘スタンド 得点に沸く自由ヶ丘スタンド。

筑陽スタンド   筑陽学園は健闘及ばず敗退。しかしここまでの戦いぶりは胸を張ってほしいと思います。…(つづく)

 

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