7月15日(火)も朝から曇りで午後にかけて雨予報でしたが、中止を覚悟で小郡市野球場に向かいました。第一試合・修猷館ー柳川は試合時間を早めて開始。試合が始まって間もなく、雨が落ちてきました。大会も4回戦に入っており、この試合に勝てば県大会出場という一戦です。
修猷館の先発は背番号1の青木悠弥投手(3年)が今大会初先発。右サイドハンドからの投球です。
柳川はエースの高椋俊平投手(3年)。帽子を飛ばしての力投です。
試合は修猷館が初回に1点を先制しますが、3回・4回と柳川が猛攻を見せて逆転。
修猷館は4回途中から、2回戦・3回戦で好投を見せた藤崎真悟投手(2年)をマウンドに送り、柳川の攻撃を断ち切ります。
試合途中から激しさを増した降雨により7回裏の柳川攻撃中にとうとう中断。雨脚が強くグラウンドも水びたし。試合再開は厳しいかと思われました。
7回表まで終わって7-1と後攻の柳川がリードしていたため、このままだと試合が成立(降雨コールド)、柳川の勝利が決まります。何とか最後まで試合をしてほしい。修猷館の数少ない控え部員とマネージャーたちによる応援歌が1時間近くもの間、絶え間なく響きます。長い長い応援歌が終わった時、同じようにずぶ濡れになりながらスタンドで再開を待っていた柳川スタンド、そして柳川ベンチからも拍手が送られました。そして、その願いが通じたのか、1時間もすると雨脚も弱まり、空も明るくなってきました。
そして小郡市野球場の驚異の水はけ! 整備員の方はもちろん柳川と修猷館の控え選手も総出でグラウンド整備が行われます。
そして…ついに試合ができる状態に復旧しました。柳川、修猷館のベンチ入りの選手がグラウンドを整備してくれた整備員の皆さんと控え部員たちに一例。感謝の気持ちを表します。
1時間40分の中断を挟んで再開された試合、最後は柳川・柿木映二投手(3年)が締めて終わりました。
中断前からスコアは変わらず7-1で柳川の勝利となりましたが、9回まで戦い抜いて修猷館は最後の夏を終えました。
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第2試合は優勝候補の一角・東福岡と九産大九州の試合でした。
東福岡は背番号11の左腕・浜田駿投手(3年)が先発。安定した投球を見せます。
九産大九州のサイドハンド・清水凌我投手(3年)も好投を見せて序盤は投手戦となりました。
しかし中盤以降、東福岡が徐々に引き離しにかかり、6-0で東福岡が県大会進出を決めました。
天候が不安定なの中、両校スタンドは控え選手と父兄が中心の応援でしたが、それでもスタンドには多くの高校野球ファンが詰めかけて熱戦を見守りました。…(つづく)
突然のコメント失礼します。
柳川高校の父兄のものですが、ホームページの写真を卒業記念DVDに使わせてもらえないでしょうか?
もし宜しければ、御返事いただけませんでしょうか。
下川さま
管理人の光本と申します。
コメントありがとうございます。
写真の件、了解しました。
選手の皆さんの記念にしていただければ幸いです。
ご返事ありがとうございます。
記念に残るものを作りたいと思います。