15日の小郡市野球場の第2試合には、春季福岡県大会の優勝校・東福岡が登場しました。相手は甲子園出場経験があり昨夏ベスト4の強豪・九産大九州。試合は序盤、東福岡・浜田、九産大九州・清水がそれぞれ持ち味を発揮して投手戦となりました。しかし5回、東福岡は3つの四死球で先制すると、7回・8回にもタイムリーで追加点を加えて一気に勝負をつけました。
観戦レポート / 第96回全国高校野球選手権大会 4回戦 (2014年7月15日・火/小郡市野球場) |
TAEM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E 東福岡 0 0 0 0 1 0 1 4 0 6 6 0 九 州 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 【東】浜田-河野 (二)日野 【九】清水、山形、永田-藤 (二)黒木 【東福岡】 打安点【九産大九州】打安点
4回まで九産大九州の先発・清水の前に無安打だった東福岡は5回、先頭の山田が中前に初ヒット。河野も四球で出塁すると浜田が送って一死二、三塁。佐藤も死球で出塁した後、代打・久我が押し出しの四球を選んで先制した。7回も先頭の山田が三塁強襲ヒットで出塁。河野のバントはフィルダースチョイスとなり浜田が送って一死二、三塁とすると、佐藤が一二塁間を破るタイムリーヒットを放って1点を加えた。8回にも日野、佐藤のタイムリーなどで決定的な4点を加えて突き放した。 九産大九州は1回、黒木のライト線に落ちる二塁打とボークで二死三塁のチャンスを作ったが無得点。5回にも後藤勇がカーブを中前にはじき返して出塁、犠打で二死二塁としたが後続が抑えらえた。その後はチャンスらしいチャンスもなく、浜田に封じられた。 降雨の後でグラウンドが固く、バントや内野ゴロは打球の勢いが殺される場面が多かったが、両校とも無失策で守りきった。序盤の投手戦も見応え十分で、後半に点差は開いたもののハイレベルな一戦だった。 |
Leave a Reply