プロ注目の右腕・小野を擁する西日本短大付の2戦目は、2年前の夏の福岡県大会で準決勝に進出した強豪・九産大九産との対戦となりました。この試合も先発した小野投手は毎回の14奪三振(筆者のスコアブックでは13奪三振ですが…)を奪い、8回二死までノーヒットに抑える力投を見せて2試合連続で完封勝利をあげました。
観戦レポート/第96回全国高校野球選手権大会 3回戦 (2014年7月12日・土/大牟田延命球場) |
チーム名 一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 計 H E 西 短 0 0 0 2 0 0 1 0 0 3 5 0 九 産 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 【西】小野-高岩(本)武富(二)高岩2 【九】福田、大呑、因-佐田(二)伊藤
西短大付・小野と九産大九産の3人の投手との間で投手戦となったが、数少ないチャンスで得点をあげた西短大付が競り勝った。 守っては小野が毎回の14奪三振の力投。九産大九産は序盤こそ芯で捕える打球もあったが、中盤以降は当たりも止まり、6回まで出塁したのは四球の走者一人のみ。7回に四球で出た葉山が2つの盗塁を決めて初めて三塁を踏み、二死後に四球を選んだ松隈も盗塁を決めて二死二、三塁の好機を得たが、中島が遊飛。8回二死後にようやく9番・伊藤が初ヒットとなる左中間二塁打を放ち、江頭も歩いて二死一、二塁と攻めたが、葉山が三振に倒れて得点を奪えなかった。 |
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