7月11日の北九州市民球場の第三試合では、柳川や自由ヶ丘で甲子園出場経験を持つ末次監督が就任して2年目を迎えた真颯館が新宮と対戦しました。真颯館は部員不足のため春季大会には出場できませんでしたが、多くの有望な1年生を迎え、今後の躍進が期待される一校です。初めての夏の舞台となりましたが競り合いの末に新宮を破り、記念すべき1勝をあげました。

観戦レポート/第96回全国高校野球選手権大会 2回戦 (2014年7月11日・金/北九州市民球場)

TEAM   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  R H E  
真颯館        
    
新 宮            
【真】岡ー京極(三)大山和(二)江頭
【新】崎村-井上男         

真颯館・江頭生還2

真颯館1回2死1,3塁。岡の右前打で江頭生還

【真颯館】 打安点  【新 宮】 打安点 
⑥ 大山北 400  ⑤ 横 田 420
⑦ 大山和 310  ⑨ 立 花 400
③ 江 頭 321  ④ 中 島 200
⑤ 合 屋 510  ③ 太 田 221
①  岡  532  ② 井上男 421
② 京 極 200  ⑦ 伊 藤 311
⑧ 出 水 300  ⑥ 井上航 100
⑨ 松 下 300  H6宇 野 300
② 有 田 300  ① 﨑 村 400
           ⑧ 鴫 山 410
振四犠盗残 31 7 4   振四犠盗残 31 8 3
274011      75339

 9人中、8人が一年生の真颯館が堂々たる試合運びで、接戦を制した。

 真颯館は初回、簡単に二死となったが、江頭の当たりは右から左へ吹く風にも乗って伸び、あわや本塁打かというフェンス直撃の二塁打。続く合屋の三ゴロでチェンジかと思われたが、三塁手が落球。一、三塁として岡が一、二塁間を破るタイムリーで先制した。3回には大山和斗が右中間を破る三塁打で出塁すると、続く江頭がレフトへ犠牲フライを打ち上げ1点を追加。さらに合屋が左前に痛烈なライナーを放ち、ダイレクトで抑えようとしたレフトのグラブをかすめて後ろに抜ける間に二塁まで進塁。岡が中前打、京極が四球でつなぐと、出水は浅い中飛に倒れたが、松下が押し出しの四球を選んでさらに1点を加えた。

 3回まで真颯館の左腕・岡に抑えられていた新宮も4回に反撃を開始。四球で出塁した中島を4番・太田が送り一死二塁。井上男樹が左前打で一、三塁とチャンスを広げ、伊藤が初球を右前にはじき返して1点を返した。5回には鴫山が中前のクリーンヒットで出ると、横田が送り一死二塁。立花中飛のあと、中島が四球を選んで二死一、二塁。ここで2打席連続送りバントを決めていた太田がレフト前に快打を放ってまず1点。続く井上男樹の右翼前へのライナーはライトが飛びつくが捕れずにタイムリーとなって同点に追いついた。

 4回以降は新宮・崎村の前に1安打に抑えられていた真颯館は9回、二死二塁から岡がこの日2本目のタイムリーを右前に放ち、これが決勝点となった。新宮は5回、井上のタイムリーで同点に追いついた後も伊藤が四球で出塁してなおも二死満塁と攻め立てたが後続が抑えられ、7回にも一死二、三塁の絶好機を作ったが犠牲フライと思われた右飛が真颯館の好中継に阻まれるなど、あと1点が遠かった。

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